REGZA TABLET AT570関連 その7 AT570のMicroUSB端子をテスト
作成日2012年7月31日
AT570にはMicroUSB端子が付いています。
最大500mAに制限されるかもしれませんが、この端子から充電させてくれたって良い気もします。
でもWebで情報探しても、「いろんなケーブルで試してみたけど駄目だった。」
と言う情報しかありません。
メーカーのサポートに問い合わせたら、「できるかもしれないけど、保証外」
みたいな回答を貰った人も居る様ですが、本当の所、どうなんでしょう。
まだMicroUSB端子には何も挿したことなかったので、動作確認しつつ、ちょっと試してみました。
MicroUSB(MiniUSB)コネクタでは、IDpinの状態でUSBのホスト/スレーブを検知してるので、
このIDpinとデータ線の組み合わせに何かトリックがないだろうかと。
IDpinをGNDに落とした(正確には10Ω以下で接地された状態)のが、いわゆるUSBホストケーブルです。
周辺機器を繋げる場合に使う奴ですね。
テストに先立って、USBホストケーブルでマウスを繋げてみました。
ちゃんと繋がりました。普通に使えます。MicroUSB端子は生きてます。
では、いよいよ余計な亊を試してみましょう。
VBUS |
D- |
D+ |
ID |
GND |
RESULT |
+5V |
OPEN |
OPEN |
OPEN |
GND |
NG |
+5V |
→D+ |
→D- |
OPEN |
GND |
NG |
+5V |
OPEN |
OPEN |
→GND 0Ω |
GND |
NG |
+5V |
→D+ |
→D- |
→GND 0Ω |
GND |
NG |
全滅です。駄目でした。
可能性としてはApple方式もあるのかもしれません。
D-とD+に何らかの電圧を掛けてそれを識別する例の方法です。
某銀河タブレットでも似たような方法を使っているようですが、
この方法も訴えられた対象に含まれるかどうかは知りません。
しかし、可能性としては全くのゼロでは無いでしょうが、
メーカーとしてMicroUSBから給電する方法を提供してないのに
わざわざハードウェアの造り込みだけするとは考えにくいかな。
残念ながら、素直にあきらめた方がよさそうですね。
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