Intel Edisonに試されてみる。

作成日2014年11月30日


前回の更新 からまだ1ヶ月も経ってませんね。

今回はIntelのEdisonをmusic playerにしてみる事にします。

と言っても「取り敢えずEdisonでmpdとHERUSが使える様になりました。問題は一杯ありそうだけど。」

その程度の内容です。

はなはだ中途半端ですが...実はこのページを書き始めたのはmpd-dsdの最新版をedison上でcompile中だったのです。

そこそこ時間掛かるので、その間にサクッとweb更新しちゃおうと思ったのですが...


結構最後の方でerrorで落ちました。



詳細は別途にしますが、エッセンスだけでも情報として。

  • edisonのオリジナルYoctoイメージそのままじゃ、USB-AUDIOがkernelに入っていないので駄目だった。

  • Intelのkernel変更手順に従ってUSB-AUDIOをkernelに入れ、Edison更新。

  • HERUSは認識するんだけど、どうしてもcard1になる。alsa-base.confをいじるとなぜかUSB自体認識できなくなる。

  • まぁ、card1の状態でも192KHz/24bitのwavは再生できたので、あとはmpd.confでcard1使う様にすりゃいいか。

  • でもライブラリやらglib2やらが足りずmpd-dsdがmakeできない。しかも内蔵ストレージが100%になっちゃった。

  • ちょっと諦め掛けたのですが....


  • ubilinuxと言うdebianイメージのものがあることを知った。

  • ubilinux結構いいじゃん。apt-getも使えるし...で、サクッとmpd-dsdのconfigureまで環境を整えた。

  • 例によってmpdのmakeにはlibなんとか-dev系のパッケージが大量に必要。
    でも全部過去と同じ方法で入れまくり完了!

    さて、configureも無事通ったので、makeすっか....。

    いやいや、まずは「吊るし」のmpdでちゃんと鳴る事を確認してからmpd-dsdに行くべし!


    apt-get install mpdでサクっと入る。素晴らしい。

    あれ?HERUS認識してないじゃん。



    ....そうですか。ubilinuxもUSB-AUDIOがkernelに入ってませんか。.....


    でもubilinuxのkernel改造方法なんて情報なさそうだしなぁ。

    ここらで限界かぁ?...zbox pico工作に行っちゃうかぁ?



    Webをサーフィンしてたらubilinuxもkernel自体はYoctoと同じ方法で作ってると開発者本人が言っているのを発見。


    それならば。と言うワケで、

    USB-AUDIOを組み込んだ/boot以下と/lib/modules/3.10.17-poky-edison+以下を全てubilinuxにコピペ!

    と言う強硬手段に出た。bootできなくなったら結構泣けるかも。



    とりあえず、ビンゴ。




    debian純正のmpdでHERUSはちゃんと鳴りました。

    でも、どうもUSBの認識に問題ありそうです。
    YoctoでもUSB-AUDIOをkernelに組み込んでから/etc/modprobe.d/以下に変更を加えると
    USB自体がまるごと認識できなかったり、差し直さないと駄目だったり。

    そして、今、mpd-dsdの最新版makeが失敗と言う状況です。今ここ。



    Intel Edison test environment
    edison1
    HERUSがmpd経由で鳴りました。

    USBから5Vで電源供給且つUSBも使うと言うのは出来ないっぽい。
    仕方なくamazonでDC-DC Converterを買ってみた。\1480也。

    取り敢えず、Edisonの倍位ありそうなDC-DC Converterですが。
    入力/出力の電圧をLEDで表示してくれるので安心。
    しかもLEDの表示モードを電源切ってもちゃんと記憶してるのは偉い!

    5Vを9Vへ昇圧しています。
    全体が巧くいったらもっと小型のにしましょう。

    まぁ、一番でかいのはUSB HUBだったか...



    更新間隔が短い時は、ロクな結果は出てないってことですかね。


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