SONY MW600 + SONY MDR-NC300D(バネ欠落後) | |
SONY MW1+ SONY XBA-4SL | |
SHURE SE535LTD | |
HDP-R10 | ||||||||||||||||
なんとAndroidです。しかも、私の全く興味が無いVer 2.3系です。いまどき。 しかも私の買ったHDP-R10にはfirmware 8.0.1が入っていました。 8.0.0まではGoogle Playは入っていましたが、8.0.1では「安定性」を理由に 削除されることがアナウンスされているものです。 但し、8.0.1はアップデートとして提供されること無く消えた幻のバージョンです。 現在は、8.0.2が提供されていますが、同様にGoogle Playは削除されています。 アンドロイドから拡張性をゼロにした、ただのミュージックプレイヤーです。 電源を入れると、ヘッドホンから「ボコ!」と耳が痛くなるほどのノイズが出ます。 昔のアンプなどで保護回路が入っていないと電源ON時に出るポップノイズそのものですね。 そもそも、保護回路の保護する対象は、人間の耳ではなくて「スピーカー」です。 HDP-R10の場合は、「ヘッドホン」に悪影響が出る恐れがありますので、 電源を入れてからヘッドホンを差さなくてはなりません。無駄な手間です。 これは、故障でも何でもなく「仕様」です。スリープからの復帰でもノイズ出ます。 また、音楽データのやりとりも、iTunesのような繋げば同期するシステムなど無し。 PCと繋げると外部メディアとして認識されるので、USBメモリにファイルをコピーする感覚で使えます。 なんでも自分で自由にできる(自分でやらねばダメな)デバイスです。 必要な曲をコピーしてUSBを外すと、HDP-R10単体でのメディアのスキャンが始まります。 このメディアスキャンが曲者。 メディアスキャン終了までは、アルバムリストは空っぽになり曲の再生もできません。 しかも追加されたファイル数に応じて時間が掛かります。 一挙に30GBとかコピーしたら、数時間はまともに操作できなくなります。 メディアスキャンが終わると、ようやくアルバムリスト等が見える状態になります。 そして、アルバムを選んで、ファイルを再生しても2,3秒は何も始まりません。 早送り巻き戻しも、タッチし損ねたかと思うぐらいディレイがあります。 Wifiやbluetoothも内蔵されていますが、Offにすることが推奨されています。 このように使い勝手は最悪と言って良いでしょう。 CPUはCortex A8らしいです。いわゆる中華タブやUSBスティック型Androidと同じ様なもの。 それこそ、1万もしない中華タブ並です。 というかアンドロイドとして使いたいなら、中華タブの方がまだマシでしょう。 そんなデバイスですが、これらは事前に判っていました。 判った上で、実機で確認し納得して購入してます。 全て了解事項ですので、私としては問題ありませんが... 市井で売ってる日本企業の商品と同じ感覚では考えない方が良いです。 | ||||||||||||||||
iPod touchと比べると... | ||||||||||||||||
驚くほどのサイズの違いです。 まるでiPod touchがスタンドかカバーの様に見えますが、これほどまでに違います。 また、オプションのシリコンジャケットを装着していますが、すごくホコリがつきます。 私は常に下の写真のケースに入れているのですが、それでもダメですね。 そのうち外しちゃうでしょう。 こんなマイナーデバイスにサードパーティーからのアクセサリ提供などあり得ませんので メーカーオプションとしてこのケースと液晶保護フィルムが発売されています。 こんなのもオプションになっていますが、買う人がいるのでしょうか。謎です。 #ちなみにこの金属塊は、39,000円也! | ||||||||||||||||
懐かしいDAT Walkmanとも並べてみた。 | ||||||||||||||||
意外と近いサイズでした。 なんだ、HDP-R10って結構小さいよね?
iPodを使い出す前は、DATを使ってました。 写真はDAT WALKMAN TCD-D100です。 SONYの「DAT発売10周年記念モデル」です。 そして、 「民生用DAT製品最終機種」でもあるようです。 | ||||||||||||||||
ピッタリのケース発見 | ||||||||||||||||
ピッタリのハードシェルケース。 シリコンジャケットは専用品がありますが、普段カバンの中に突っ込んでおくのには、 シリコンジャケットではイヤです。ちょうど良いハードシェルを色々探してみましたが、 なかなか無いです。そんなとき、近所の本屋で発見したのが、これです。 MOLESKINE シェルケースS iPodやスマホなどを入れる為のケースとなっています。 ケース内部でのスレを気にしてシリコンジャケットを着けたままですが、 この状態で厚みはジャストフィットです。むしろギリギリ。 | ||||||||||||||||
今回の工作物 | ||||||||||||||||
MOLESKINEにはヘッドホンホールがあります。これが使えれば良いのですが HDP-R10を入れるには中途半端な位置なのでイマイチです。 ジッパー越しにヘッドホンケーブルを出すのはちょっと不安なので、工作しました。 もちろん、本来は無駄なコネクタやケーブルが増えるのは避けたいのですが、 モバイルで使うものなので、耐久性は確保したいです。 ハードシェルの出入り口を跨る部分を太いケーブルで渡す様にしました。 音響系に力を入れているオヤイデの部品で揃えてみました。 3.5mmメスプラグ 3.5mmオスプラグ 銀ハンダ ケーブルもオヤイデのPCOCC-Aです。2mも買ったけど、使ったのは5cm程度。 最初は普通に3.5mmプラグで作って見ましたが、 HDP-R10には標準プラグも差せます。と言う訳で6.3mmプラグでも製作。 6.3mm標準プラグはもう売ってないのかな?製品ページ見つからず。 この銀ハンダはすごく使いやすいです。流れ具合も絶妙。 音響用途以外にも使いたいけど...ちょっと高すぎますね。 | ||||||||||||||||
工作物装着 | ||||||||||||||||
6.3mmプラグは攻撃的だ。 このプラグを装着すると、もはや意味不明な機械に見える。 まぁ、装着しなくても、わけの判らない巨大スマホっぽいけどね。 ただ、この方法で使う場合、ヘッドホン側のプラグがL字型だとイマイチです。 XBA-4SLのプラグはストレートだったのですが、その時は何でストレートなんだ! と思ったのですが...。利用者と言うのは自分勝手なモノです。 |
SENNHEISER IE-800 with L字変換部品 | |
DATの話 | |||||||||||||||||||||
懐かしさついでに随筆「私とDAT」 DATの素晴らしさや問題点は、まぁ置いておいて。 私にとっては録音機材であると同時に、移動時のリスニング環境でした。 CDを1倍速!でリッピングしたり、ライブ音源を再生...したり... 今まで購入したDAT歴をちょっと調べて見ました。
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さすがにSV-MD1は(当時としては画期的に小型だったけど)毎日持ち歩く音源ではありません。 SV-MD1は、当時のSONYの1/2のサイズにまでDATを小型化したものでした。 でも、まさかこんな値段だったとは...全く覚えてませんでした。 対するSONYも本気を出して圧倒的に小さい、TCD-D3と言うWALKMANを名乗る超小型DATを発売。 ビデオデッキ用のバッテリを搭載できる合体バッテリーケースまで出してました。 更には、再生専用ではあるものの、コンパクトカセットよりも小さいWMD-DT1を開発! あの頃のSONYは気合入ってましたね。 しっかし、当時の値段をみると...HDP-R10って、とってもリーズナブルなお値段...。 | |||||||||||||||||||||
ご開帳 ヘリカルスキャンヘッド。ほとんど、ビデオデッキです。 2005年12月初旬をもって出荷停止だったようです。 DAT終焉の頃、既に私自身もDATを積極的に利用する状況でも無かったかも。 今でもサーバシステム系ではDDS装置は現役です。 そして技術者達は、当たり前の様にDDS装置を「DAT装置」と呼びます。 「DATじゃないだろ。Aって何の略か知ってるか?」と突っ込む事はもうやめました。 せめて名前だけでも残ってくれればと。 なんと、DAT72,DAT160,DAT320 ヒューレットパッカードが名前残してくれたみたいですね。 |