HDP-R10関連 その5 アンドロイドはUSBメモリの夢を見るか? the first step編

作成日2013年2月4日


まだ期待通りに使える状態には無いUSBメモリですが、再生する手段があることは判明しました。
MicroSDと同じ使い勝手にしてくれる事をiBassoに期待しつつ、一旦、趣味の世界へ戻ります。

「USBストレージデバイス」と言っても色々あるので、夢だけは無駄に膨らみます。
まずは無難に「USBメモリ」です。それを「挿したまま持ち歩く」為の「工作」です。

といっても、機能的にはただのMicroUSBホストケーブルです。それ以上のものではありません。
あくまでも「工作」が目的です。
私にとって使いやすい長さや形状のものは売っていないので自分で作る。それだけです。

例によって私の日記に過ぎないので、その点、ご容赦下さい。

今回の成果物
HDP-R10 いつもの様に、横出しプラグで作ってみました。

MicroUSBプラグは秋葉原のパーツ屋に行ってもほとんど選択肢がありません。
ましてやL型プラグなんて見たことありません。
もっとも、普通のUSBプラグでさえ、加工性を重視したデカイものばかりです。
自作用のパーツとしては正しい作りだと思いますが、残念ながら使う気にはなれません。

しかし、MicroUSBの場合、まだ市販品のケーブルにもモールド成型されていない分解可能なプラグが使われてることが結構あります。
徐々にモールド加工されたケーブルも増えてますので、店頭での見極めは重要です。
USBホストケーブルを作るにはID pinをGNDに落とす必要があるので、プラグ自体の分解が必要です。
もちろん、「USBホストケーブル」として売られている市販品で満足できるなら、改造不要です。
でも私の期待するL字型でコンパクトなプラグの物はなさそうですので、それを理由にして工作です。

そんなわけで、大抵はスマホ用の市販品ケーブルを分解、改造して流用してます。
但し、充電用のケーブルはID pinが無かったり、DATA pinがショートされてたりするので避けた方が良いです。
私の場合、スマートフォン用のヘッドホン変換コードを使うことが多いです。
この目的のケーブルならMicroUSB端子にID pinが必ずあるはずですので。
この規格では、ID pinがGNDと抵抗で接続されていますので、ここを短絡にすれば良いです。
大抵、1〜2mm程度のチップ抵抗が使われています。2つ付いている事もあるので見逃さない様に。
詳しくはこのドキュメントなどが分かり易いです。

今回使ったのは、RASTA BANANAの、RBHE059です。

USBジャック側は、多分タコ足HUBの足の一本 from Junk box.
傷付いては困るので、金属部分が露出していないものを使いたかったので丁度良いです。
差し込んでみる。
HDP-R10 左右どっちにケーブルを出すか、良く悩みます。

今回はcharge端子側を残したかったので、今回購入した部品では旨い具合に改造は不要でした。
逆に出したい場合も、中のプラグを裏返して収まる様にちょっと加工してやればOKな場合が多いかな。

スリーブもそのまま流用です。
ただ、ヘッドホン用のケーブルって大抵細いので、通常のUSBケーブルはそのままでは通らないです。
毎回、ドリルやヤスリで穴の径を広げてます。実はこの工程が一番面倒だったりする。
今回も短気を起こして1巻き分失敗。ちぎれちゃったのでカットしちゃいました。
HDP-R10 with 128GB USB flash drive
HDP-R10 こんな感じにMOLESKINEに収まります。

USBメモリとHDP-R10本体が擦れない様にするために、シリコンケースは結局外せなくなってしまった。

ちなみに、このUSBメモリはPCデポで特売してたもの。
このサイズで128GB! しかも無駄にUSB3.0だ!!
HI-DISCと言うブランドの製品です。KING MAX製品も取り扱ってる磁気研究所が代理店の様です。

Hi-Riskな気がしてなりませんが、速度はそこそこ出る様ですので試しに買ってみました。
Just fit!.. But not tested yet...
HDP-R10 さて。持ち出せる状態にする為の工作はこれで完成です。

とにかく工作することが目的になってたので、評価や問題の洗い出しは実はこれからです。

そんな状態でも、既に判っている問題点が...
挿しっぱなしにしてスリープ状態で放置してると、知らないうちにシャットダウンされてます。

電源を入れ直せば、何事も無かったように起動します。
なんか怪しい挙動です。ワクワクしちゃいますね。

まずは、これが最初の一歩です。

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