HDP-R10関連 その9 アンドロイドは日本語の夢を見るか? part 2

作成日2013年6月17日


6月に入った頃でしょうか。ようやく進展がありました。

今回は、「1つ解決した話」です。


その6では、 DSFファイルのメタデータ処理がBUGってて使い物にならないと叫びました。


情報では、新しいファームが評価用としてユーザに提供されていると言うのです。
ヒビノに「どーなってんの?」と問い合わせてみると、「どうぞどうぞ。」と言う亊です。

まだバグがあるので、今日現在も正式公開には至ってない様です。

まず、新たなダメ出しから始めます。
V8.0.2(現行バージョン)では再生すると100%必ずHDP-R10が暴走する曲があります。

とあるCDの中の1曲なのですが、そのCDの中でその曲だけ、再生を始めると10秒程度から音がバラバラと飛びはじめ、次第にブツ切れになり、最後は無音。そして画面がブラックアウトします。
その後、勝手にリブートしたり、全く無反応になったりします。
リセットボタン押下で復帰しますが、再現性100%です。
コピープロテクト等とは無縁の時代のCDを、bit補間無しで2回リッピングし、データを比較しても差異が無いことを確認しているので、データ側に異常があるとも考えにくいです。

最初はDSDファイルの再生に問題があるのかと思い、WAVのまま再生してみましたが、同様です。
ダメモトで2倍にアップサンプリングしてみましたが...ダメでした。

V9.0.3でその曲を再生してみると...初めてちゃんと再生できました。
ibassoやるじゃん!と、喜んでいたのですが、後日再度再生してみると...やはり暴走します。

残念です。


残念なところもありますが、1つ、大きな問題が直っている様です。

おさらい
使い物にならないV8.0.2
BUGGY だめだこりゃと諦めたV8.0.2のスクリーンショットです。

全ての日本語フィールドの後ろにゴミがついています。
問題は表示にゴミが付くだけでは無く、 アーティスト名ごとのデータベース等でもゴミが付いた状態で取り扱われてしまうこと。

メタデータは使い物になりません。付けない方がマシです。

ちなみにこの画面のフォントは出荷状態の中華フォントでは無く、日本語フォントに入れ替えています。
待望のV9.0.3
sanity なおった
ようやく「まとも」になりました。
ちゃんとデータベースとしての取扱いも正常です。
フォントも日本語フォントが最初から入っています。

ちょっとフォントの縦位置が上すぎですが。。
やっぱりイマイチなV9.0.3
poor poor pitiful me ようやくデータベースがまともになったと思ったのですが...中途半端でした。

相変わらずTIT2が無いとアーティスト名はUnknownになってしまいます。

折角作ったDSDメタデータを編集するソフトの出番!!...なのですが、今から全DSDファイルを変換する気には、なかなかなれません。。。
とっくにモチベーションはゼロになってます。

ちなみに、このスクリーンショットの次の曲、6曲目「ガラスのララバイ」が、HDP-R10クラッシャーです。
実は27年も前、1986年のCDです。(私としてはまず聞かない)アイドルっぽい歌手に見えるでしょうけど、この人はホンモノです。
V9.0.3
new firm とりあえず、端末情報のスクリーンショット。


世の中的には、待望のHM-901も、ダークホースとも言えるAK-120も発売になりました。

まだ実現されていませんが、AK-120はファームウェアアップデートでDSDが再生可能になる様です。

DSDの再生に関して日本以外の市場がどこまであるのか不明瞭なのかもしれませんが、徐々に盛り上がりつつあるように感じます。

一連の問い合わせに対してはibassoもヒビノも、それなりに回答はくれるのですが、イマイチ覇気を感じません。

HiFiMANや、iriverのやる気がどの程度なのか、試してみたい気もします。多分、似たようなモノでしょうけど。

ちなみに、日本語マニュアルを読むと HM-901の地雷っぷり は、想像を絶する様です。ゾクゾクしちゃいますね。(y/n)

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