ついでにZOTAC ZBOX PICO PI320/321の内蔵WifiもUbuntuで使える様にする。

作成日2015年2月14日


さて、昨日は mouse computerのm-stickことMS-NH1の内蔵WifiをUbuntuで使える様にしました。

ZBOX PICOもやはり素のUbuntu 14.10ではWifiを認識してくれません。

いやぁ、やっぱりpicoの内蔵WifiはUbuntuでは使えません。で正解ですね....?

...こっちも使えちゃいました。

と、言ってもそのままのUbuntuで使える訳ではありません。

詳しくは、 このページを参照ください。この通りでオッケーでした。

また、電源ボタンもやはりACPIの問題で使えない様ですが、その解決策も書いてありました。
そのうち試してみようと思います。

以上。



ちょっとだけ解説っぽく。

Wifiデバイス自体を認識しないのは、ACPIがぶっ壊れているから...らしい。Wifiの電源が入ってないと。

このコマンドを入力すると確かにそのとおりっぽい結果が帰ってきます。

# cat /sys/bus/acpi/devices/INT33BB\:00/power_state
D3cold

以下のコマンドでWifiの電源が入ります。

# echo on > /sys/bus/platform/devices/INT33BB\:00/power/control

どうなったか確認してみると...

# cat /sys/bus/acpi/devices/INT33BB\:00/power_state
D0

大丈夫みたいです。

次に/lib/firmware/brcm/brcmfmac4330-sdio.binが必要ですが、Ubuntu14.10には最初から入ってました。

そして/lib/firmware/brcm/brcmfmac4330-sdio.txtも必要ですが、これは無かったので、上記サイトのサンプルをそのままコピーしました。

これです。


以上。これだけ。今回はmakeも何も要りません。



再起動してみると、ちゃんとWifiを認識しています。おぉ!



...でもAccess pointに繋がりません....

syslogを確認してみると、そのまま繋がってもおかしくないレベルのログが出ています。
でも最終的にdisconnectに落ちちゃってます。

...よくわかりません。



よく判らないので、もう一回再起動してみました。

今度は繋がりました!
普通に使えています!

??...よくわかりません。


不安定なんでしょうか...

実はLIVAのWifiも同じBroadcom社のデバイスです。型番もドライバも別のモノですが。
LIVAに比べれば安定しているのかもしれませんが、brcm系のドライバは個人的には不安定な印象があります。


まぁ、結論として、やっぱりワイヤレスネットワークは苦手だなぁっと言うことです。

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