UMPCで遊ぶ。GPD Pocket2 とか OneMix3 Pro プラチナエディションとか。Part 1



4 Aug. 2020
9 Aug. 2020 Add rotate with Surface pen

前回 の日記から1年半以上放置してしまいました。

なにも工作していなかったわけでも無いですが、今回はUbuntuネタ。

突発的に小型の端末(所謂UMPC)が欲しくなった。

最初に目を付けたのはGPD Pocket2と言う7インチUMPC
でも2年も前の製品。今でも売ってるけど、いつの間にかCPUがCore m3からCeleronになってた。
Celeron化と同時にSSDは128Gから256Gに倍増され、値段もかなり安くなってた。
でもCore m3バージョンが欲しいんだけどなぁ。

しょーがないので、amazonで海外業者から買った。

もちろんlinux入れることが大前提です。
幸いGPD Pocket2向けのイメージがUbuntu MATEからオフィシャルリリースされています。動くことが保証されたような物。但しLTSのVersionは18.04です。ちょと古い。

当然、普通にインストールできるし、普通に使えます。でもMATEは正直、モノタリナイ。最新版じゃないしね。

LTS最新版であるUbuntu 20.04入れたらどうなるか、気になったので入れてみた。普通に入った。終了。

まぁ、画面の向き固定とか、ちょっとは遊べたと思うけど。モノタリナイ。

あ、こいつのBIOSはWindows上でアップデートするexe提供なので、Windowsは消すとメンドクサイので残した。


物足りないです。3日も遊べなかった。
んじゃ、もう一つの候補だった、OneMix3 proとかどーだろ?
調べてみたけどlinux関連の成功事例はWeb上には殆どありません。
前のモデルでの事例はあるけど、画面が逆さまだったり、タッチできてなかったり、USBメモリからbootしただけだったり。 値段が高いので失敗したときのダメージがでかそうだったので次点にしたのですが、ちょっとは楽しめそうです。
ちょっと?

とても危ない状態で次のターゲットにしてしまいましたが、もはや買う気満々で調べてみると2019年12月にCore i5版が出て、つい最近、2020年5月にCore i7版が出たらしい...。
このサイズでCore i7だと?どうせ爆熱でクロック落としまくりなSpeedStepなんだろうね。でも.....

ここは一つ、ロマンとしてCore i7版が欲しい。けど日本の業者は英語キーボードモデルを普通に売っていない。
Core i5モデルは英語キーボードも選べるのに、i7モデルは日本語キーボードのみ...。

しょーがないので、amazonで海外業者から買った。

そんな感じの今日この頃。



と言う日記ですが、OneMix3 Pro関連のlinux情報がなさそうなので、この辺に置いておきます。


インストール自体は普通にできますが、画面が逆さまになっちゃうので、terminalを起動してxrandr -o leftコマンド投入すると楽。
音もちゃんと出るし、hdmi出力もできるし、microSDも普通に使える。サスペンドも問題無し。
ほとんど大丈夫ですが、画面だけはなかなか手強かった。

以下、いじったところのエッセンス。


  • ログインする度に画面の「サイズ調整」が200%になるのを抑止。
  • ログインした後の画面の回転を抑止

  • 画面の自動回転。iio-sensor-proxy設定
  • touchパネル回転設定

  • ログイン画面を調整


  • 音の出始めにノイズがでる。soundサスペンド回避。


  • grubまわりの設定

    だいたいこんな感じです。
    指紋センサーはlinuxではちょっと無理っぽい。でもそれ以外は問題なさそう。
    Suspendが予想以上に良い。タッチパネルとかWifiとか復帰後もばっちりだし。

    毎度毎度、ケースに悩みます。今回はPelicanの1055CC HardBack Tablet Caseと言うのをダメモトで買ってみた。
    なんとジャストサイズ。特に厚みがギリギリ。本体以外何も入りませんが耐衝撃プロテクターとしては良さそう。
    ふむ。すげーな。
    割と気に入った。

    個人的には英語キーボードにして本当に良かった。
    日本語キーボードのTabキーだけは羨ましいけど、それ以外のキーは...

    そんな感じの今日この頃です。

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