CONCERO HPバージョン 2014年3月20日時点 | |
今のところの全体像。いつまでこの形を維持できるのでしょうか...。 バッテリはSONYの5000mAhを2本。2本にした理由は...後で追記予定です。 | |
意外とお気に入りのモノアイ | |
黄色くなっている部分。 実はlight pipeと言う光ファイバでpi基板後方にあるLEDインジケータを持ってきてます。 SDカードのアクセスランプなので滅多に光らず、隣のPOWERランプの赤が導かれて普段は赤く光ります。 piの起動時や停止時にアクセスランプが確認できないとトテモ不安なので付けました。 飛び出している部分はアルミパイプを削り出して作ってます。 | |
色々ありますが | |
2つのバッテリを1本のケーブルで充電したかったので、赤いケーブルが刺さっている所にmicro USBメス端子が付いています。 バッテリを2本にしたのは... バッテリ自身を充電しながら給電できるバッテリを使いたかったのですが、それが可能なバッテリはそれほどありません。 SONYのバッテリはそれが可能なのですが、残念ながらバッテリからの出力が3A以上可能なモデルでも、ACアダプタからの給電は、MAX1.5Aまでです。 HERUSまでは1.5Aで十分だったのですが、CONCEROとSSDを追加してしまった為、バッテリ駆動は可能だがAC駆動はできない状態になってしまいました。 仕方なく10000mAhのバッテリを2本に増設してみたのですが、そのサイズと重さにメゲて5000mAhのものを普段は使っています。 | |
LEDでステータスを表示しようとすると、結構色々付いちゃいました。 | |
USB Bコネクタをなんとかしてみた | |
USB Bコネクタの処理は面倒です。 今回は「自作用」のコネクタを加工して無理やり横出しにしました。 恰好悪いですが、ケーブルを含めるとこれが「最短」になっちゃいます。 バッテリの長さを利用してケースに縦に入れたときに余計な圧力が掛からない様にしています。 | |
PHA-2用に作った最終版ケーブルを再利用 | |
mSATA-USB変換基板と接続するのに丁度良かったので。 LEDまで埋め込んだ苦労作が、やっと日の目を見ることができました。 | |
Apple IR リモコンが使えます。 | |
何故かは判りませんがResonessense Labsの製品はApple IRリモコンが使えるようになっています。 CONCERO HPはUSB AUDIOデバイスとHIDデバイスの2つのデバイスとして認識されるので、ボリュームノブやリモコンの入力が使えます。 udevの仕組みにより/dev/input/event0として認識されます。 どうやってevent0を使おうか悩んでいたのですが、Over Clockの調査をしているときに丁度良いものを発見しました。 piのOSはOver Clockをデフォルトでサポートしています。 そして限界を越えた設定をしてしまった場合、SHIFTキーを押しながら起動するとOver Clockがキャンセルされる仕組みが用意されています。 無駄なパッケージはほとんど入っていないRaspberry Piですが、この為だけにTrigger Happy Daemonというプログラムが入っています。 全く知りませんでしたが調べてみると、HIDデバイスからの入力をトリガーにして処理を行う事が目的のプログラムです。まさに期待通りのものです。 /etc/triggerhappy/triggers.dに、こんな感じでconcero_hp.confとかを用意すればすぐvolumeノブもリモコンも使えます。 こんな感じで起動します。 thd   --triggers   /etc/triggerhappy/triggers.d/concero_hp.conf   /dev/input/event0   --daemon ちなみに今はちょっと工夫して、volumeノブを特定のパターンで操作するとshutdownするようにしてみました。 | |
残骸(の一部) | |
色々と試してみました。 一番下のiBuffalo Voltissimoは1本でもAC駆動できますし、充電及び給電にインテリジェンスなコントロールをしている様で期待が持てました。 しかし、12VのACアダプタが必要になるのは我慢するとしても、給電時に変なコントロールしちゃってる様で、「瞬断」があります。見た目は常時通電状態なのですが、一瞬途絶える様です。 その結果、piはOSごと中途半端に落ちてしまいます。もう少し長い時間の「瞬断」ならrebootするのでしょうが、それすらできない中途半端な「電源異常」状態になります。残念です。 ここに載せた以外にも何本か買いましたが、性能は「値段を反映している」と言う結論でした。 安い物では無負荷で5V近く出力できても、1A程度の電流を流しただけで4.2Vまで電圧が低下しちゃう様な物が多いです。 一番優秀だったのは、Voltissimoです。1A以上流して4.9Vを確保しています。瞬断さえ無ければ... 次に優秀だったのがSONYの一連のバッテリでした。 それ以外の外国製バッテリはどれもこれも.... | |
まぁ、こんなのも結局買ってたりするわけで。 | |
音を聴いた瞬間にTCD-D100(DAT Walkman)の音を思い出しました。 方向性はリスニング向きとは違いますが、いい音です。クール且つドライなモニター系の音です。 256GBのSDカードに全曲入れて、その日の気分でHERUSと使い分けたりできそうでした。 でも、フォルダ単位での選択など再生に関する機能が使いづらいです。 結局、再生用途に使うのは断念です。 |