(1)(まだ実施していないなら)タイムゾーンを設定する | ||
メニューが表示されますので、カーソルキーで 4 Internationalisation Options -> I2 Change Timezone -> アジア ->東京を選びます。 finishを選べば終了です。 別に日本を指定する必要も無いのですが、少なくとも日付は正しい年月になってないと、後のコンパイルに支障がでます。 | ||
(2)rebootした後、dateコマンドで正しく日本になっていることを確認します。 | ||
何も手を加えていないpiならば、日付は1970年1月1日かもしれません。 余談ですが、piには時計が内蔵されていません。 但し、fake-hwclockと言う仕組みでpi内の時間が前回終了時より過去の時間に戻ることは防いでいます。 piの中では一貫して時は未来に向けて流れている事にしているのですね。 でも色々イジっているとそれだけじゃ困ることが多いです。 私はsparkfunのBOB-00099と言うI2C接続のRTC(Real Time Clock)モジュールを内蔵しました。 RaspberryPi用ではありませんが(pullup抵抗も入っていないので)使える様です。 アキバの千石に売ってました。I2Cなのでなんとかなると買ってしまいました。 スイッチサイエンスでも売っていますね。 えー。話を戻します。 また、日本語localeを作っていなければ、日本語では表示されないかもしれません。 今回の作業では必須では無いはずですが、私は下記コマンドでja_JP.UTF-8を作成しています。
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(3)日時が間違っていたら、正しい日時にしておきます。 | ||
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(4)mpdプロセスを停止します | ||
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(5)必要なパッケージをインストールします。 | ||
gitも追加することを忘れずに。 1回実施すればokです。何回やっても、既に入っている物はskipされるので問題はありません。 | ||
(6)mpdのソースを格納する場所を準備します。 | ||
場所は任意です。 | ||
(7)GitHubからmpd-dsd-0.18系の最新版を取得します。 | ||
カレントパスにmpd-dsd-018が作成され、全てのソースコードがクローニングされます。 | ||
(8)コンパイルします。 | ||
raspyfiと同じコンパイルオプションにするなら、./configureの所を下記の様にします。
それなりに時間は掛かります。1GHzのpiでmake自体は20分程度だったと思います。 | ||
(9)(おまけ)コンパイルを省略してチャレンジャーになりたければ | ||
(1)から(8)まで全てすっ飛ばして... これを/usr/local/binにコピーして以下のコマンドを実行する。
多分、このmpdだけ入れ替えれば動くと思いますが、保証はできません。 ダメな様でしたら教えて頂ければうれしいです。 上記の様に正常に展開できたら、手順(10)の4行目、#cd /usr/binに進みます。 | ||
(10)古いmpdを新しいmpdに入れ替えます。 | ||
ちょっとオリジナルの手順とは違いますが、お好きな様に。 | ||
(11)新しいmpdプロセスを起動します | ||
この手順をせずにrebootしても可です。 | ||
(12)mpdのバージョンを確認しておきます。 | ||
この様に0.18.9-dsdと表示されれば成功です。 | ||
(0)元の状態に戻したければ... | ||
もし問題があるようだったら、この手順で元に戻せます。 |
# tc qdisc add dev eth0 root tbf limit 10Kb buffer 5Kb/8 rate 1000Kbit |
# tc -s qdisc qdisc tbf 8001: dev eth0 root refcnt 2 rate 1000Kbit burst 5Kb lat 41.0ms Sent 601406 bytes 1265 pkt (dropped 19, overlimits 926 requeues 0) backlog 0b 0p requeues 0 |
# tc qdisc del dev eth0 root |