改造VolumioとResonessence Labs CONCERO HPでDSDネイティブ再生 part 2

作成日2014年4月6日


前回 はvolumioのmpdをmpd-dsd-0.18.9に入れ換えることをメインに書きました。
そしてUSBコントローラのbug fixについて「滅多に発生しなくなったけど、根絶した訳でも無い。」のが現状と締めくくりました。

今回もこの続きです。しかも何も解決していない失敗の記録です。

さて、改めてこのページを読んでみると...

FIQ_FSM USB driver(Raspberry PiのUSBバグ対策ドライバベータ版)は、こんな風に使えと書いてあります。

You must also edit cmdline.txt to add the following (fiq_fsm is not enabled by default):

Code: Select all
dwc_otg.fiq_enable=1 dwc_otg.fiq_fsm_enable=1 dwc_otg.fiq_fsm_mask=0x3


そしてvolumioのcmdline.txtもこの様になっています。

force_turbo=1 dwc_otg.lpm_enable=0 console=ttyAMA0,115200 kgdboc=ttyAMA0,115200 console=tty1 root=/dev/mmcblk0p3 elevator=noop rootfstype=ext4 rootwait smsc95xx.turbo_mode=N dwc_otg.fiq_enable=1 dwc_otg.fiq_fsm_enable=1 dwc_otg.fiq_fsm_mask=0x3


ここで、上記一番最後に追加されているfiq_fsm_maskについては、こんな記述があります。

3. Module options in detail
:snip
dwc_otg.fiq_fsm_mask: Bitmask of transaction types to perform in the FIQ. Has no effect for the NOP FIQ.
Bit 0: Accelerate non-periodic split transactions (default on)
Bit 1: Accelerate periodic split transactions (default off)
Bit 2: Accelerate high-speed isochronous transactions (default off)

0x3じゃ、high-speed isochronous transactionsはonにならないのでは??
今、必要なのはまさにisochronousなtransactionだと思うのに。


というわけで、fiq_fsm_mask=0x7を試してみました。

ワクワクしてreboot、dmesgを確認すると、0x3の時には出なかった下記のlogがあります。確かに有効になっている様です。

[ 1.864376] High-Speed Isochronous Endpoints


結論:むしろ悪くなった気がする。4曲位で音飛び発生。。。残念です。

この状態でmpd.confのaudio_buffer_sizeを変えてみたり、buffer_timeやperiod_timeを大きくしてみたりしましたが、結果は変わりませんでした。

更に件のWebを確認すると、0x7は掲載当初は実装されていなかった様です。後から追加されたみたいなので、ベータ以前なのかもしれません。(と期待を持っていましょう。。。)

ダメだったという情報も、情報としては意味があると前向きに....


これだけじゃしょうがないので、ついでに私のGPIOの配線図を載せておきます。
...私が忘れそうなので単に備忘録です。分解する度にPIN番号をWebで確認しながらやってるので。

私のGPIO配線図
gpio

今日はここまで。。。



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