realtime kernelの作り方メモ



27 December 2016

kernel4.9用のrealtime kernel patchが出たので当ててみた。

realtime kernelに限らず、kernelを作る手順は、 一年半ほど前 PICOにrealtime kernelを入れるときに書いたページを毎回参照しながらcompileしています。
さほど難しい手順ではありませんが...結局の所このページ を毎回参照し、自分にとって必要な手順だけを選んで実行しています。

他人さまのページなので、いつ無くなっても仕方ありませんが、無くなると私があわてちゃいそうなので、必要な所だけ抜き出しておきます。

要するに自分向けのメモですね。


(1) 新規インストール時の前準備

(2) ソースの取得

(3) 展開とパッチ当て

(4) Running configのコピーと新configの準備

(5) configの編集

(6) DEBUGパッケージは不要

(7) make

(8) 結果の確認

(9) インストール


フルパワーで動かしたときに電力不足で落ちるのは、普段使ってるUSB-USB Microケーブルの限界かな。
2.4A対応ケーブルだけど...そりゃ足りないよなぁ。本体+SSD+CONCEROへ供給してるんだもん。
ちなみに、前回はCompute Stick単体でrealtime kernelをmakeしたけど、その時は全開でもmakeできた。
但し、温度は90度に迫る勢いだったのを覚えている。
今回はturboも掛けずフルパワーにもしなかったのと、それなりにクーリングが効いているので、MAX60度程度に抑える事ができた。
Thermal monitor graph
Compute Stick m3 Rev.1

普段の状態だと、こんな感じ。
横置きのACアダプタ駆動での測定です。鞄の中で縦置きにして煙突効果を狙ったクーリングが効かない状況で54度位。
鞄自体も上部を開けた状態じゃないと結局熱が籠っちゃうけどね。

Thermal monitor graph
Compute Stick m3 Rev.1

90度とか、明らかに機器寿命を縮めちゃうだろうし、圧倒的に速いって感触も無かったと思うので...この位で運用するのが良い様な気がします。

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