DELL XPS12(9250)にUbuntuを入れる。その4

-- MX Anywhere2とかArc Touch Surface Editionとか --


18 October 2016
24 October 2016 Microsoft Universal Foldable Keyboardについて追記

前回以降、特に大きな変更はありませんが、後日談を一つ。つまり例によって日記です。

提供されるべき全ての機能が動作している訳ではありませんが、Ubuntu on XPS12にはとても満足しています。

残された私的にデカい問題は、Logicool MX Anywhere2マウスが使えないと言う点に尽きます。

別のBluetoothマウスは問題無く使えるので、本質的には問題無いのですが、ボタン一つで無線(USBドングル)とBluetoothのどちらにも接続できるMX Anywhere2の機能はとても便利なのです。

NECのTW708に入れたUbuntu 16.04では問題無くAnywhere2が使えたのに、XPS12ではダメ、と言うか動くけどBluetoothサービス自体が突然死するという状況に納得行かない。

TW708とXPS12で何が違うのか?

明らかに違うのは、bluetoothデバイスそのものです。

でもXPS12のbluetoothはIntel製だし、kernelにパッチ当てなきゃまともに動かないTW708のRealtekよりはマシな気もするのだが...。

問題はAnywhere2と言う特殊なデバイスだからなのか?それとも単純にBluetooth LEだからなのか?と言う点も気になったので、同じくBluetooth LEデバイスであり、更に同じくlinux界隈では動作状況が微妙な Microsoft Arc Touch Surface Edition なるものでも試してみた。

結果は同じ。「使えるけど暫く使ってるとBluetooth Serviceが突然死する。」

でした。むー。

kernelを4.8系に上げてもダメだし、最終的にはBluezのバージョンを最新版にしてみる位しか手がなさそうでした。

そんな時、Ubuntuの16.10がリリースされ、どうやらBluezもそこそこ新しい版に変わっている様です。

リリースされたとか書いてますが、待ちきれずFinalβの段階でアップデートかましてみました。

Finalβの段階では.....惜しい。即座にペアリングされ、GATT絡みのエラーも抑え込まれている様ですが、動きません。

かなり期待が持てそうです。Kernel 4.8.1がリリースされていたので、ついでにそれを入れてみました。

動きました!!!

Arc Touchも問題無く同時に使えてます。

若干、Kernel4.8.1だからOKなのか、16.10正式版になったからOKなのか切り分けが出来なくなってるけど、動いたからそれで良し。ってことで。
今現在のUbuntu 16.10では16.04からUpgradeするとKernel4.8.1になるみたいなので、そのままでオッケーかな?
訂正。Ubuntu 16.10はKernel4.8.0でした。Kernel 4.8.1は自分で入れただけみたい。
今ではKernel4.8.2を入れていますが、相変わらず順調に使えてます。


要は、嬉しかったので、日記を更新してみたと言うオチです。


10月24日追記

Bluetooth 4.0のデバイスがそこそこ動きそうな雰囲気になってきたので、調子に乗って Microsoft Universal Foldable Keyboard なるものも買ってみた。今なら英語配列の並行輸入品も本家URLの (日本語版の)値段よりも安く買えるようになってたし。

まだちょっと試しただけだけど、サクッとペアリング出来たし、問題無く使えるっぽい。

上に書き忘れてたけど、Bluetooth 4.0のデバイスはbluetoothマネージャ上では種別「不明」な機器扱いになってしまいます。 このキーボードもやっぱり「不明」な機器になっちゃいましたが、使えます。

キーによってサイズが変則的なので、これに慣れられるかどうか若干微妙な気もするけど、なかなかいい感じ。
2つのデバイスとペアリングできるし、その選択も結構楽で判りやすい。
欲を言えば、最低3つはマルチペアリング出来て欲しかったけどね。

このキーボードに、Arc touch mouse...昔からMicrosoftはとても良い周辺機器メーカーとして評価しております。


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